naccio Journal

ふだんの日常をちょぴり楽しくする よみもの。

水曜日。

 

曇り。でもなんとなく暖かい。

 

ここのところ、急に慌ただしく動いているなぁ。💦

3月末にminneのマーケットに出すのもあり、動き出したら止まらない。

気持ちもからだもバタバタしています。

 

先週の土曜日、naccioの新作バックの持ち手用の革を買いに、浅草橋へいきました。

 

なんだか懐かしい。

13年ぐらい前まで、毎週必ず通っていた場所。

 

その頃、アパレル会社で小物のデザインを担当していた私は、

革屋さんへオーダー革の仕上げの確認に行ったり、

金具屋さんへおもしろい金具がないか見に行ったり...

ちょくちょく出かけていました。

 

おもしろいものが沢山あるから、フラフラ歩いていても飽きない場所。

そして、きまってお店のご主人は江戸っ子タイプで勢いがあり、声が大きく、気が短かめ...な人が多い気がする😅。

そんな一見とっつきにくそうなおじさんも、こちらが真剣にお願いすると真剣に対応してくれる。

そんな職人さんの雰囲気が好きでした☺️。

 

今回はタカラ産業さんへ栃木レザーを買いに行きました。

新作のバックの持ち手用に厚めのヌメ革を選びに。

 

こちらのタカラ産業さんは、あの栃木レザーをカット売りしてくれるのです。

 

栃木レザーとは...

 

昭和1937年から続く、
皮革製造メーカーで製造されています。

栃木レザー株式会社

 

牛ヌメ革 (ベジタブルタンニン鞣し革)を専門に製造しており、
日本一の品質を誇るそうです。

 

革屋さんに入ると、まず感じたことは

人が多い👀

特に男性。

レザークラフトって、やっぱり人気なんだなぁ、としみじみ感じました。

 

私は持って行った生地と照らし合わせながら革の色を確認し、

持ち手抜き型の型紙を見せて、

100個取れるサイズを購入したい、と伝えてカットしてもらいました。

 

その場で大きな革を広げ、

キズ、シワがないか確認しながら

大きな分厚い定規を使ってカットしていきます。

牛ってこんなに大きかったっけ???👀

1枚革は本当に大きい。

 

革は伸びるから、

伸びない方向に縦に抜き型が入るようにと考えてカットしてくれました。

 

「革を抜く人によって、本数足りなくなるかもだから、

そしたら言って」

 

「ありがとうございます!😭」

 

ああ、こんな感じだったなぁ。

 

その後現金を持ち合わせていなかった私に、

カード払いだと5%手数料かかっちゃうから、

今度現金もってきたら?

 

と提案され、

 

「いいんですか??

では来週抜き屋さんに持って行くときに寄らせていただきます!」

 

と頭を下げて帰りました。

 

その日は金物屋さんM&Kヨコヤさんにも寄り、

カシメを大量に購入しました。

そこのおじさんもまた、なかなかいいキャラで☺️

少しおしゃべりして帰りました。

 

そんな久しぶりの職人風にあたり、

よし、

これからやるぞ〜という

ワクワクする気持ちがむくむく膨らんだのでした💚

 

 

一昨日のこと。

抜き型が出来たとの連絡をうけて、

早速昨日、革屋さんへピックアップしに行き、

抜き屋さんの伊東金属製作所へ持ち込みました👍🏻

 

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これが今回作った抜き型。

綺麗に仕上がってました。

 

今回の抜き屋さんも初めましてでしたが、

「急いでるんでしょ?

今日中になんとかやって、

明日には発送するから。

こんなだからいつも忙しいんだよ〜」

 

「ありがとうございます!!

無理言ってすみません!

よろしくお願いします🙏」

 

笑顔で対応してくれて。

ザ・職人さんでした。

 

会社の中は革がいっぱいで、

機械も色々ありました。

ゆっくりみせていただきたかったのですが、

夕飯までには帰らないとだったので💦

また今度見せていただきたいです。

 

綺麗に抜かれた持ち手の革。

明日には届くかな。

楽しみだな❣️