リソグラフ
火曜日。
良い天気!
今日はリソグラフという印刷方法を詳しくみせてもらいに、
handsawpress へ行ってきました。
イラストの新しいブックを作ろうとずっと考えていたのですが、
印刷方法が決まらずに
なかなか進まなかったのですが💦
これは!!!
と思い、連絡をとり
とりあえずスタジオへ伺ってお話をきいたり
リソグラフの可能性を確認してきました。
これがリソグラフです。
あのプリントごっこで有名な日本の理想科学工業が開発したデジタル孔版印刷機です。
プリントごっこ、流行りましたよね〜。
私ももちろん持っていました。
ハガキサイズのもの、B6まで刷れるおおきいもの、そしてTシャツくん。
もう生産されていないので、今では希少な存在ですが、
B6サイズのプリントごっこはまだ持っています。
ランプ等の消耗品も極わずか残っていますが...
もう手に入らないとおもうと怖くて使えません...😰
そんなRISOの印刷機。
シルクスクリーンとはまた違った仕上がりに。
シルクスクリーンと比べると
シルクはベタッとして濃厚な感じだけど、
リソはさらっと水彩画っぽい感じ。
印刷に機械を使うからか、
なんとなく工業製品の雰囲気が感じられます。
そう、本等を作るにはぴったりじゃないですか!
実際にRISOでアート本やZINE(magazine)、文具等を作っているアーティスト等が既に沢山いて、
特にヨーロッパやアメリカでは
リソグラフのスタジオがものすごく沢山あるそうです。
それに比べて産みの親の日本では
スタジオは数えるほどしか無いそうで…
それにもビックリ👀
こちらの本はドイツから出版された「リソマニア」
4センチ程のぶ厚い本にRISOについての歴史やら作品やらが色々のっています。
ページを開くと、
RISO の初代社長が!
RISOの初代社長は
学校の先生になりたかったけれど、
戦後まもない時代でなりたい職業にもなかなかつけず、
結局 印刷業をすることに。
そこで、
先生にはなれなかったけれど、
子供達のための印刷物にはよいインクを、と
自然の大豆の油を使った水溶性のソイインクを開発したそうです。
今までもずっとソイインクでしたが、
最近大豆アレルギーの子供も増えていているとのことから、
コメインクに移行していっているそうです👀
(ちなみにブラックは既にコメインクだそうです)
と、色々とリソグラフについて教えてくださったhandsaw pressの小田さん。
リソグラフについてインクのことや版のこと、作品や使用できる紙やら…
親切にたくさん見せていただいて。
リソグラフへの愛をとても感じました❣️
ありがとうございます❗️
見せていただいた海外のアーティストの作品などなど、
どれも素敵で
ワクワクします✨
このよい出会いを大切に、
早く私も作品をつくろう🎶